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パンドラのはこ
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あらすじ
紀元前15世紀頃から古代ギリシャで口頭伝承されてきた「ギリシャ神話」の1つ。
社会は「厄災」にあふれているけれど、人類の側には「希望」が残った、とされています。中島朋子
女優
東京都生まれ
国民的テレビドラマと呼ばれた「北の国から」で22年の長きにわたり蛍役を務める。
以後、映画、舞台へも活躍の場を広げ、実力派として高い評価を得る。
他に、朗読、執筆、講演でも独特の完成を発揮。根強いファンを持つ。
エコロジストとしてのやわらかなライフスタイルも注目を集め、そのしなやかな自然観が共感をよんでいる。
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ハチドリのひとしずく
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あらすじ
南米エクアドルに古くから伝わる民話です。一人ひとりが社会へ関わることの大切さを伝えます。
清水ミチコ
岐阜県高山市出身。
1983年にラジオ番組の構成作家を始め、自身も出演するようになる。1987年にテレビ番組「笑っていいとも!」にて全国区デビュー。
以後、テレビ、ラジオ以外にドラマ、映画、CD、執筆など多彩な才能で活躍の場を広げ、幅広いファンから支持されている。大川原亮
1986年横浜市生まれ。
2009多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。
2012年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻を修了。
主な作品の『Orchestra』(2008)、『アニマルダンス』(2009)などが国内外で受賞やノミネート。
『空の卵』(2012)はシュトゥットガルト国際アニメーション映画祭でLOTTE REINIGER PROMOTIONAWARD FOR ANIMATED FILM(最優秀学生作品)を受賞。
アニメーション制作:CALF STUDIO(http://calf-studio.jp/[http://calf.jp/])
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ロバをうりにいくおやこ
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あらすじ
「ロバを うりに いく おやこ」は、イソップ物語の1つ。
人の意見に振り回されすぎず、自分の考えを持って行動することの大切さを伝えるお話です。
※イソップ物語…イソップ寓話(ぐうわ)、イソップ童話などとも呼ばれ、紀元前6世紀頃に、小アジアやメソポタミアで伝承されてきた物語を集めたもの。ビビる大木
タレント 埼玉県出身。
趣味はプロレス・野球などのスポーツ観戦や、J-POP・フォークソング・ハードロックを聴くこと、幕末名所巡りなど。
テレビ番組での司会や、ナレーション等の声を使った仕事も多い。和田淳
1980年兵庫県生まれ。
2002年頃から独学でアニメーションを制作しはじめ、「間」と「気持ちいい動き」を大きなテーマに制作を続けている。
『わからないブタ』(2010)が文化庁メディア芸術祭で優秀賞等国内外の映画祭で受賞。
『春のしくみ』(2010)がベネチア映画祭オリゾンティ部門で上映され、『グレートラビット』(2012)がベルリン国際映画祭短編部門で銀熊賞を受賞する。
ウェブブサイト:http://kankaku.jp/
アニメーション制作:CALF STUDIO(http://calf-studio.jp/[http://calf.jp/])
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みっつのおねがい
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あらすじ
むかしむかし、ジャンとコレットという夫婦がいました。ジャンとコレットは、いつも何かを欲しがるクセがありました。
ある夜のこと。こびとが現れ、願い事を3つだけかなえてあげよう、と言いました。
次の日の朝、コレットは、ついうっかり「今日はソーセージがたべたいわ~」と言ってしまいました。
すると、お皿の上にソーセージが現れました。
怒ったジャンは、「こんなソーセージ、お前の鼻にくっついちまえ!」と言いました。
すると、コレットの鼻にくっついてしまいました。
今度はジャンが2つ目のお願いを言ってしまったのです。
ジャンはしかたなく「お願いです!鼻からソーセージを取ってください」と言いました。
ソーセージはポロリと取れて、3つ目の願いが叶いました。
「願い事ってのは難しいもんだな…」17世紀のフランスの作家、シャルル・ペローの童話。
ペローは、このほか「眠れる森の美女」、「赤ずきんちゃん」など世界中で愛される物語を数多く制作した。YOU
東京都出身。
モデル、音楽(バンド)活動を経て、バラエティー番組およびテレビドラマ・CM・映画出演、雑誌エッセイ連載など幅広く活躍。
映画「誰も知らない」では、キネマ旬報助演女優賞を獲得。
その多彩な才能で幅広いファン層を獲得している。水尻自子
1984年、青森県生まれ。
手描きアニメーションを中心に制作し、身体の一部を独特な視点で捉えた感触的なアニメーションを得意とする映像作家。
ウェブサイト:http://imoredy.com/
アニメーション制作:CALF STUDIO(http://calf-studio.jp/[http://calf.jp/])
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3ねん ねたろう
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あらすじ
日本の民話のひとつ。何の役にも立たないと思われていたものが、思いがけず素晴らしい働きをすることもある。
たとえ上手くできなくても、自分のペースで、いつか訪れるチャンスを信じていても良いのです。
※日本全国に様々な展開の「寝太郎」の話があります。「寝太郎は3年間ずっと寝たふりをして、解決策を考えつづけていたのだ」という説もあります。木村祐一
1963年京都府生まれ。
86年、お笑いコンビ「オールディーズ」としてデビュー。
90年にピン芸人となり、94年、拠点を東京に移し、人気バラエティ番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」の構成作家も務める。俳優としても活躍し、数多くの映画やテレビドラマに出演。
09年、「ニセ札」で映画監督デビューし、「ワラライフ!!」(10)、「オムライス」(11)などのメガホンをとる。
料理愛好家としても知られ、料理本なども出版。“キム兄”の愛称で親しまれている。上甲トモヨシ
アニメーション作家、ディレクター、日本アニメーション協会理事
1984年愛媛県生まれ。
2007年3月東京工芸大学芸術学部アニメーション学科卒業
2009年3月同大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻修了
2009年4月から2014年3月まで東京工芸大学非常勤講師を勤める
アニメーション作家の一瀬皓コと創作ユニット『デコボーカル』としても活躍中。
宇宙とキュートをテーマに、手作り感があり想像力が豊かで良質なアニメーション制作を軸にしている。
ウェブサイト:http://decovocal.com/
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むかしむかしの大昔、まだこの世に嫌なことなど何もなく、病気も争いごともなかった頃、人々はケンカもせず、仕事もせず、毎日おいしい木イチゴを食べたりしながら幸せに暮らしていました。
そんなある日、エピメテウスという男の子の家に、パンドラという可愛い女の子がやってきました。
エピメテウスとパンドラは毎日楽しく遊んでいましたが、ある日パンドラは、兄のプロメテウスが留守の間に、「絶対に開けてはいけない」と言われていた大きな箱を開けてしまったのです。
すると箱からは嫌なことや恐ろしいことが次々と飛び出てきて、それ以来、人々は病気になったり、ケンカをしたり、年をとるようになってしまったのです。
ところが、箱の中には光かがやく「希望」という小さな女神が残っていました。
そして、どんなに嫌なことがあっても、いつだって自分がいることを、パンドラに伝えたのでした。紀元前15世紀頃から古代ギリシャで口頭伝承されてきた「ギリシャ神話」の1つ。
社会は「厄災」にあふれているけれど、人類の側には「希望」が残った、とされています。中島朋子
女優 東京都生まれ国民的テレビドラマと呼ばれた「北の国から」で22年の長きにわたり蛍役を務める。以後、映画、舞台へも活躍の場を広げ、実力派として高い評価を得る。他に、朗読、執筆、講演でも独特の完成を発揮。根強いファンを持つ。エコロジストとしてのやわらかなライフスタイルも注目を集め、そのしなやかな自然観が共感をよんでいる -
動物たちが平和に暮らす静かな森で、ある日、山火事が起きました。
火はどんどん大きく燃え広がり、森を焼いていきます。動物たちは次々に逃げていきます。
ところが、小さな小さなハチドリのクリキンディだけは、くちばしで水を運んでは、一滴ずつ火の上に落としています。
「そんなことをしても無駄だよ」と忠告する動物たちに向かってクリキンディは言いました。「私は、私に出来ることをしているだけよ」。
それを聞いた動物たちは、クリキンディを見習い、自分にできることってなんだろうと考え、動きだすのでした…。南米エクアドルに古くから伝わる民話です。一人ひとりが社会へ関わることの大切さを伝えます。清水ミチコ
岐阜県高山市出身。
1983年にラジオ番組の構成作家を始め、自身も出演するようになる。
1987年にテレビ番組「笑っていいとも!」にて全国区デビュー。
以後、テレビ、ラジオ以外にドラマ、映画、CD、執筆など多彩な才能で活躍の場を広げ、幅広いファンから支持されている。大川原亮
1986年横浜市生まれ。
2009多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。
2012年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻を修了。
主な作品の『Orchestra』(2008)、『アニマルダンス』(2009)などが国内外で受賞やノミネート。
『空の卵』(2012)はシュトゥットガルト国際アニメーション映画祭でLOTTE REINIGER PROMOTIONAWARD FOR ANIMATED FILM(最優秀学生作品)を受賞。
アニメーション制作:CALF STUDIO(http://calf.jp) -
むかしむかし、ロバを売りに行くお父さんと息子がいました。
てくてくてくてく歩いていると、道行く人々が、好き勝手なことを言います。「せっかくロバがいるのに、乗りもしないで歩いているなんてもったいない」
「元気な息子が楽をして、年をとったお父さんを歩かせているなんて、ひどいもんだ」
「親が楽をして息子を歩かせるなんて、かわいそうだ」
「二人も乗っかって、ロバがかわいそうだ」その度に親子は「そうか、それもそうだ」と真に受けて行動を改めるのですが、結局は暴れたロバを川に落としてしまい、ロバを売る目的を果たすことができませんでした。
「ロバを うりに いく おやこ」は、イソップ物語の1つ。 人の意見に振り回されすぎず、自分の考えを持って行動することの大切さを伝えるお話です。※イソップ物語…イソップ寓話(ぐうわ)、イソップ童話などとも呼ばれ、紀元前6世紀頃に、小アジアやメソポタミアで伝承されてきた物語を集めたもの。
ビビる大木
タレント 埼玉県出身。
趣味はプロレス・野球などのスポーツ観戦や、J-POP・フォークソング・ハードロックを聴くこと、幕末名所巡りなど。
テレビ番組での司会や、ナレーション等の声を使った仕事も多い。和田淳
1980年兵庫県生まれ。2002年頃から独学でアニメーションを制作しはじめ、「間」と「気持ちいい動き」を大きなテーマに制作を続けている。
『わからないブタ』(2010)が文化庁メディア芸術祭で優秀賞等国内外の映画祭で受賞。
『春のしくみ』(2010)がベネチア映画祭オリゾンティ部門で上映され、『グレートラビット』(2012)がベルリン国際映画祭短編部門で銀熊賞を受賞する。
ウェブブサイト:http://kankaku.jp/
アニメーション制作:CALF STUDIO(http://calf.jp) -
むかしむかし、ジャンとコレットという夫婦がいました。ジャンとコレットは、いつも何かを欲しがるクセがありました。
ある夜のこと。こびとが現れ、願い事を3つだけかなえてあげよう、と言いました。 次の日の朝、コレットは、ついうっかり「今日はソーセージがたべたいわ~」と言ってしまいました。
すると、お皿の上にソーセージが現れました。
怒ったジャンは、「こんなソーセージ、お前の鼻にくっついちまえ!」と言いました。すると、コレットの鼻にくっついてしまいました。
今度はジャンが2つ目のお願いを言ってしまったのです。 ジャンはしかたなく「お願いです!鼻からソーセージを取ってください」と言いました。ソーセージはポロリと取れて、3つ目の願いが叶いました。
「願い事ってのは難しいもんだな…」17世紀のフランスの作家、シャルル・ペローの童話。
ペローは、このほか「眠れる森の美女」、「赤ずきんちゃん」など世界中で愛される物語を数多く制作した。YOU
東京都出身。
モデル、音楽(バンド)活動を経て、バラエティー番組およびテレビドラマ・CM・映画出演、雑誌エッセイ連載など幅広く活躍。
映画「誰も知らない」では、キネマ旬報助演女優賞を獲得。
その多彩な才能で幅広いファン層を獲得している。水尻自子
1984年、青森県生まれ。
手描きアニメーションを中心に制作し、身体の一部を独特な視点で捉えた感触的なアニメーションを得意とする映像作家。
ウェブサイト:http://imoredy.com
アニメーション制作:CALF STUDIO(http://calf.jp) -
むかしむかし、ある村に、何もしないで寝てばかりいる男がいました。
来る日も来る日も寝てばかり。村の人々は男のことを「寝太郎」と呼んでバカにしていました。その村では、ずっと雨が降らないので、田んぼが干上がりお米が出来ず、みんなお腹をすかせていました。
しかし村の人々が困っているにも関わらず、寝太郎は3年間もゴロリと横になって寝てばかりいました。ところがある日、寝太郎が突然起き上がり大きな岩を転がしました。
おかげで村の田んぼに水が流れ込み、村の人々は大喜び。
寝てばかりいた寝太郎が、村の危機を救ってくれたのでした。日本の民話のひとつ。何の役にも立たないと思われていたものが、思いがけず素晴らしい働きをすることもある。
たとえ上手くできなくても、自分のペースで、いつか訪れるチャンスを信じていても良いのです。※日本全国に様々な展開の「寝太郎」の話があります。「寝太郎は3年間ずっと寝たふりをして、解決策を考えつづけていたのだ」という説もあります。
木村祐一
1963年京都府生まれ。
86年、お笑いコンビ「オールディーズ」としてデビュー。
90年にピン芸人となり、94年、拠点を東京に移し、人気バラエティ番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」の構成作家も務める。俳優としても活躍し、数多くの映画やテレビドラマに出演。
09年、「ニセ札」で映画監督デビューし、「ワラライフ!!」(10)、「オムライス」(11)などのメガホンをとる。
料理愛好家としても知られ、料理本なども出版。“キム兄”の愛称で親しまれている。上甲トモヨシ
アニメーション作家、ディレクター、日本アニメーション協会理事
1984年愛媛県生まれ。
2007年3月東京工芸大学芸術学部アニメーション学科卒業
2009年3月同大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻修了
2009年4月から2014年3月まで東京工芸大学非常勤講師を勤める
アニメーション作家の一瀬皓コと創作ユニット『デコボーカル』としても活躍中。
宇宙とキュートをテーマに、手作り感があり想像力が豊かで良質なアニメーション制作を軸にしている。 ウェブサイト:http://decovocal.com