※お子さんの発達や状況を見ながら行ってください。
- 頭を打ってこぶができたとき
- こぶはぬれた布等で冷やしましょう。
- 出血した場合
- 乾いた布で15~20分、傷口を押さえ続けます。布に血が広がっていくようなら動脈からの出血や大きな傷なので、傷口をおさえたまま医師の元に行って下さい。
- 頭を強く打ったとき
- まず意識があるか確認、次に顔色と吐き気をチェック。意識がないときは絶対に動かさず、すぐに救急医療を受けて下さい。意識があっても、1~2分待っても顔色が戻らない、吐き気が続くなどの場合は、医師に相談を。
- 食後すぐ様子がおかしくなった時
- 息苦しい、せき込む、顔面蒼白、吐く、手足が冷え動悸がするなどの症状は、アナフィラキシー・ショックの可能性。できるだけ早く診察を受けて下さい。
- くぎなどを踏んだ場合
- 刺さったものを抜いて患部を冷やします。熱を持ったり、痛みがひどくなるようなら医師に相談を。
避難所では、様々な誤飲の危険があります。まず、誤飲した物と量を確認して下さい。
- タバコ
タバコの葉は飲み込みにくく、誤飲量は少ないことが多いです。命の危険がある量は1本分です。半分以上誤飲した時は医師に相談して下さい。
- 灰皿の水
ひと口でも飲んだら、至急医師に相談して下さい。水に溶けたニコチンは吸収が早く、中毒の危険も高いです。なめた程度なら様子を見て下さい。
- ボタン電池
すぐに取り出さなければいけない物と、排泄を待っていい物とがあります。電池の種類(名称)を確認してから、医師に相談して下さい。
- 針や小さな釘など
無理に吐かせず、医師に相談してください。
- 横井茂夫 先生(横井こどもクリニック 名誉院長)